Home 著書 『ハチ公だけじゃない全国の犬像めぐり45話』(仮タイトル)
『ハチ公だけじゃない全国の犬像めぐり45話』(仮タイトル)



『ハチ公だけじゃない全国の犬像めぐり45話』(仮タイトル)

犬像から日本人の犬や動物、自然との関わりかた、感じ方が見えてくる


20174月下旬出版予定

写真・文: 青柳健二
発行: 青弓社

A5判・並製、200ページ、フルカラー、定価1800円+税、4月下旬刊

 

2009年から約1年間かけて、私は妻と愛犬(雄のビーグル犬「ヴィーノ」)を連れて日本一周の旅をしました。車に家財道具を積み込み寝泊まりしながら、北は北海道から南は沖縄まで、すべての都道府県をまわりました。

犬連れということもあり、旅先では犬に関係するものが目につきました。それで、全国には犬の像・墓・塚・碑などが数多くあることがわかり、それぞれには伝説や物語が伝わっていることも知りました。わざわざそういった犬の像を建てるくらいだから、その犬たちは忠犬(昔は「義犬」と呼んだ)であり、またそれ以上に愛犬だったということでしょう。

有名な「忠犬ハチ公」を初めとして、雪崩から主人を救った新潟の「忠犬タマ公」、伊勢神宮や金毘羅さんを飼い主の代わりにお参りした「おかげ犬」や「こんぴら狗」、怪物から村人を救った「しっぺい太郎」や「霊犬早太郎」、『南総里見八犬伝』の「八房」など、史実の犬、伝説の犬、フィクションの犬と様々です。

オーストラリア先住民アボリジニーには、「犬のおかげで人間になれる」という言葉があります。奥が深い言葉だなぁと思いますが、犬がいなかったら今の人間はなかったし、犬もまた人間と暮らさなかったら、今の犬ではなかったかもしれません。

互いが互いを必要とし協力しながら暮らす仲間です。そして違う種でありながら家族という集団を築ける、これは奇跡といってもいいのではないでしょうか。

愛犬の物語を探しているうちに、日本人の犬や動物、自然との関わりかた、感じ方が見えるような気がしてきました。日本独自の供養の文化も感じます。犬像は、私たち自身を見る鏡になっているのです。

古くは江戸時代のものから平成27年のものまで、お勧めの日本全国の犬像を約60基集めてみました。造形としてのすばらしさもあります。バリエーションが豊富で奥深い愛犬物語の世界を覗いてみてください。

 

★登場する愛犬たちの一部★

小樽市;消防犬ぶん公  南富良野町;忠犬ハチ公  大館市;秋田犬の里  高畠町;犬の宮・猫の宮  鶴岡市;大山犬祭り  会津若松市;酒井隊士と愛犬クマ  須賀川市;代参犬シロ  太田市;救命犬  長野原町;犬塚の跡碑  銚子市;犬岩  君津市;久留里城址の和犬  南房総市;「里見八犬伝」の里  秩父市;三峯神社のお犬さま  東京都中央区;初代セラピー犬チロリ  台東区:落語の「元犬」  港区;乙女と盲導犬の像 板橋区;警察犬アルフの墓  中野区;お犬屋敷跡  千代田区;軍犬慰霊碑  立川市・堺市;樺太犬  駒ケ根市:霊犬早太郎  新潟市;忠犬タマ公  磐田市;しっぺい太郎  名古屋市;盲導犬サーブ  伊勢市;おかげ犬  九度山町;高野山の案内犬ゴン  琴平町;こんぴら狗  松山市;目の見えない犬ダン  九重町;ガイド犬平治  筑後市;羽犬  大村市;小佐々市右衛門前親の義犬・華丸  薩摩川内市;西郷どんのツン はじめ約60基

 

 
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